極北の波涛「オホーツク焼」

過ぎし日の作品

オホーツク海の波涛やその海と一体化した空の青、マリンブルー、 吹き荒ぶ烈風、凍てつく氷雪、・・ そういうイメージを抱かせる色彩が特徴のオホーツク焼は、 鮮やかで深い藍と 白で彩られたその紋様で 見る人それぞれに独自のイメージを抱かせる。



昭和51年、
美幌町字田中の実家敷地内に築窯、独立し、
初窯で焼いた記念の作品











ランプ風オブジェ

景徳鎮の古窯を訪れそれが作風に影響
太平窯の火入れの美しさのイメージを込めて創作

平成11年
北海道陶芸会30周年記念展
(北海道立近代美術館)








小鉢

↑上:ひさご形小鉢
(10×12×5cm)
茶碗

↑上:抹茶碗(12×7cm)

→右:一輪挿し(8×17cm)
一輪挿し



一合徳利(8×15cm)
ワイン型酒盃(7×9cm)
コーヒー碗皿筒形
6.5cm(直径)×7cm(高さ)



急須(12×9cm)と湯呑



皿(22×4cm)



工房に隣接する展示室には花器、つぼ、コーヒーカップなど 数々の作品が並び、 藍色と白の釉薬(ゆうやく)をかけあう「青釉白流し」の手法で、 その透明度がオホーツク海の深いブルーを強く印象付けている。