更新：04/13/2000

「人間は　遊びをせんとや　生まれける　
遊ぶ　子どもの声聴けば　わが身さえこそ　揺るがるれ」
［古　謡］

遠方の「元施設職員」からメールがあった。マスコミ種に良く登場する施設園長の権利侵害と虐待の告発だという。 東京の副島弁護士からは、静岡・金谷の「放火・殺人事件の被疑者に追い込まれつつある当事者」支援の要請があった。 逮捕したのが、「島田署」だからなぁ。　冤罪捏造前科ありのＫ察と当事者。 ガンバレ熱血副島弁護士！！！　信ずるところに「猪突驀進」だぜ。

「社会福祉基礎構造改革」の閣議決定を受けて、いわゆる社福は浮き足だっているようだ。 知的関係施設理事会などでは「地域生活推進派の施設長や職員」に対する 露骨な「締め付け」や解雇通告まがいの左遷配転を行っている。 「隔離収容所の看守」だの「社福の高給取り」だのと、散々 揶揄してきたが「愛護の良心派」とでも言うべき人々の「地域生活推進」が、 社福理事会にあっては「金が天から降って来る措置費」をないがしろにする「施設解体派」に見えるんだよね。 札幌市の新年度予算の措置費では、入所更生とグループホームとでは雲泥の差だから。 「既得権益擁護」の強欲社福理事会などは、法改正直前まで強蓄積ってことだろなぁ。 当事者を抱え込んで放さず、まさに「隔離推進・措置費ぶんどり」の「手前の懐肥やし」って奴等だぜ。 当事者のニーズを無視し、情けない親のニーズに寄り添って行政と癒着しての百鬼夜行。 行政は行政で予算配分の妙味に浮かれて、いまだに「バブル気分」だぜ。 誰が主体なのかも判断せずに、相変わらずの「箱モノ主義」。「ナントカ総合福祉会館建設」だとかの土建屋行政。 そこいら辺に空家で転がっている「行政バブルの産物」を有効利用せんかいや。 「公民館でデイケア」だそうだが、○○文化会館、××ホールとやらをも開放すればいいじゃないか。 年に何回かの「無料招待コンサート」の「クラッシック」じゃ、つまんないよ。 スウェーデンの当事者運動の先駆者オーケ・ヨハンソンさんに「音楽は好きかい？　 どんなジャンルを良く聞くんだい」と聞いたことがあった。 そしたらなんといったと思う。 彼は「オペラとクラッシック以外ならなんでも」と答えたんだ。 施設での数十年間、「オペラとクラッシック」の強制だったそうだ。 まさに、過ぎたるは及ばざるが如し。押し付けられた「教育・訓練」とやらは嫌悪の記憶の呪縛として残るんだ。 音楽は音を楽しむと書くじゃないか。 かく云うワタクシなどは、年甲斐もなく某ユニットの解散に泣き、 また、訳の判らんユニットの「離合集散」に一喜一憂しています。

「勘弁してくださいな」と書いてから、早や１年ぐらいは過ぎたかな。 幾らなんでもこれは酷い。 申し訳ない。 実は、我が貧民用プロバイダーＯＤＮのＨＰ容量制限の20ＭＢをとっくに超えていたんだよね。 それで一切更新できなかったのさ。アハハ。 何だかＦＴＰの具合がよくないと思っていたのだが・・・・。　 ＯＤＮのサポートのお嬢さんが言うには「普通の人は20ＭＢもあれば充分です」とのことで、 「普通」に拘るノーマライゼーション主義のオイラは、いたく傷ついたんだよね。 「更に増量するには、もう一口契約を新たに」だってさ。 やなこった。 しかたがないので、「グループホーム」へ入居したんだ。 まぁ、別荘とは言えないから下宿屋とでも思ってください。 コンテンツの幾つかを引越しさせて「容量」を空けてね。 今時ＦＴＰの効かないサーバーなものだから、リンクがうまく貼られていないが勘弁ね。

最近は矢鱈と忙しいんだ。 「旭川グリーン･グラス　フェスティバル　’９９」の報告資料集を作ったり、 Doネット　北海道ふくし人権ネットの「相談事や告発」を調査したり、 小規模社福を目指す作業所のプランニングを手伝ったりね。 地域自立生活応援センター『そろ☆そろ』は、活動３年目に突入するし、 『ピープル･ファースト北海道』も形になってきています。 実に息切れするような日々ですが、やはり飲んでます。 済みません。 札幌はマダマダ雪です。 ツルツル滑るアイススケート・リンクのような路面を「タクシー上がり」のＬＰＧ車で爆走しています。 ２５万キロも走行したロートル・マーク�Uに命がけです。 『ピープル･ファースト北海道』の仲間たちは「自動ドア」を イタク気に入ってくれてます。 本日は「カード破産問題」やら「通院」やら、「老人と老車」は、当事者支援に役立ちました。 長期間更新をサボってしまった。 リピーターの諸君には申し訳ない。 実にこの間色々と忙しかったんだ。 まぁ、大して期待もされていないＨＰだからね....。 勘弁してくださいな。

人権弁護団の副島洋明弁護士から、 東京中野の知的「しょうがい」のある女性施設「愛成園」で起こった 職員による暴力事件を契機とする「職員解雇事件（裁判）」について、資料が送付されてきた。 何と、副島弁護士たちは「施設側代理人」だそうだ。 爆裂親父はたまげてしまった。 世の中変わったものである。 暴力を振るった職員を断固として解雇する「施設」があり、 それを不当解雇として提訴する破廉恥な元職員がいて、 その裁判の施設側代理人を副島弁護士たちが引き受けたということなのである。 仮にも「福祉専門職」たる者が、そのサービスの対象者に暴力を振るい、 自己の職責に泥を塗る行為をしたあげく、古今極めて稀な賢明なる（？）施設の「解雇」との判断に対して、 「不当解雇」と提訴する【厚顔無恥】なる精神構造がある。 何を持って「専門性」を語るのか！！　 職業倫理はナヘンにありや。 断固として解雇あるのみである。 この「解雇」こそ正当である。 「福祉職」の専門性を意味づける英断である。

市民が創るガイヘルの『そろ☆そろ』は、今期初頭の立ち上げ以来、先進敢闘。 社会から一定の評価を得た。 特に当事者からは絶大な評価だった。 ヘルパーもメンバーも、家族もよくここまでやったものだ。 レクヘルから開始し、作業所通所、レジヤー、買い物、一泊旅行、そして料理講習会。 極めてハイ・レベルの講師を招致して「研修会」も連発した。 勿論、理解のレベルは様々です。 試行錯誤は自明の理、みんな悩んで大きくなったのですからね。 とびっきりの「笑顔」を見せてくれた多くのメンバーと のべ１００名以上のヘルパーと事務局スタッフの熱闘に多謝。 これこそ市民が創る社会連帯。 見事に成就した。と、自画自賛。 ただ、まったくの「無視」を決め込んだのは「既得権益擁護派」の連中。 「無視」どころか、私たちの運動を簒奪する「トンビ」になって表れたり、 なんとか「自派」の陣営に絡め取ろうとヤミ工作までしてね。行政と野合する一部の社福ドモの薄汚い精神に、 この「くに」とやらの「福祉」の根底に巣食う「税を食らうヤツラ」の本性を見たぜ。

私たちは、自ら「硬直している行政」という、 札幌市から「次々年度に予算付け」の言質を得ました。 ２０００年の４月、札幌市にもガイドヘルパーは制度化されます。私たちは、これを全道に拡大します。 全国の皆さん、各地で要求を強めてください。 利用資格制限の撤廃、利用時間・利用機会制限の撤廃。 共に同時代を生きる人間として、誰であっても社会参画と完全平等、 ソレが守られてこその機会均等です。 行政当局の「制度化」の中身を追求する闘いはこれからです。 「情報公開」要望と、制度化参画の要望を連発します。 こうした話しがあると、出てくるんだよね。 受け皿志願の銭の亡者の社福がね。 案ずる無かれ。 ヤツらの陰謀に敗北する訳にはいかない。 今月末には、種別を超えた「地域自立生活応援センター」的なものを立ち上げます。 相変わらずの「補助金・措置費ねらい」の盗っ人社福経営者とは違いますからね。 私たちの運動は、あくまでも当事者運動と連動した市民連帯運動、これですからね。 とことん自前でやりぬきましょう。 行政が後付けせざるを得ない「状況」を私たちが創り出すことが運動です。 この間の、『そろ☆そろ』の取り組みを、マスコミも随分取り上げてくれて、 新聞やＴＶの反響は大きかったなぁ。 私たちが撒くチラシの効果とは違い過ぎますからね。 改めて「情報産業」の威力を痛感。 「情報氾濫の時代」に「情報」を「発信する側」と、 「受信する側」のニーズが一致したんだね。

まったく更新をしていなかった。 さぼり癖がついたと、お思いでしょうが事実は違います。 知人がかつて語っていたが、現実の運動との関わりによる時空間の制約と、日常の生活の時間の拘束……。 そして、ＨＰの定期的更新、これはかなり難しいものがあるのだね。 私の場合は、現役復帰した『酔魔』の時間があるしね。 懲りずに接続してくれているリピーターの皆さんには真に申し訳ない次第となっている。 この１ヶ月というものは、実にドタバタしていて忙しかった。 「北海道ふくし人権ネット」の立ち上げ、 「ケアシステムＰＣ．ＮＥＴ」の立ち上げ、 「ピープルファスト北海道」の立ち上げ準備。 それから、何だっけ。 あぁ、｢旭川グリーン・グラス　フェスティバル　’９９」の根回しと、 「ｋａｋｋｏ講演会」+「『まひるのほし』上映会」の準備だよね。 相変わらず、あちこちのメンバーと支援は、色々やってくれるしね。 それに、我が家の『暴れン坊大将』が、目出度く中学を卒業して、高等養護に入学できたり。 舅と姑が、代わり代わりに入院したり。 オット、上記２件は、真知子さんが超多忙だったわけ。 オイラは、お留守番役でしたっけ。 今日は、ＰＣ．ＮＥＴの当事者モニターに貸与するノートを４台もＳＥＴＵＰ、と基礎講習。 なにせ全員まったくの初心者だからね。 明日はデスクトップ２台とノート１台をいじって……、講釈こいて。 夕刻からは、茅ケ崎の「湘南ふくしネット」の上田さんが来札するので、 また懇談をして、更に呑まなければならないのだ。 血圧と、肝臓と、歯痛の薬をがぶ飲みして、おまけに「二日酔い抑止薬」を飲むのだね。 なんとかいう「精力増強剤」でも、あればね……。 さぁ、８月、９月の予定を組まなくちゃ。 嗚呼、忘れてた、５月の全国ツァーのイベントの札幌開催の仕掛けがあったね。 この仕掛けは、近日大公開だね。

友あり遠方より電信来る。 下記のメールは小学校の教員をしている友人からのメールである。 ご一読を願いたい。

札幌のｂｕｃｈｉです。

となると、「感性」以前の問題だがね……。

実際に「転校措置」だとすれば、強権発動のファシズムだ。
教育基本法違反、地方公務員法違反だ。
憲法違反の「基本的人権」侵害以外の何物でもない。

いっかな、悪名高き杓子定規の「＊＊委員会」と云えども、例を見ない暴挙だ。
徹底的に断罪せよ。
人権擁護委員会に告発して、行政不服審へ提訴せよ。

かかる硬直した「血の通わぬ差別行政」の腐敗した臓物を暴露して満天下に曝せ。
判定責任者を市民の手により裁け。
「情報公開」を申請して、公開質問状をマスコミに流せ。

闘え！　許すな！！　見逃すな！！！

あぁ、隣町にでも住んでいれば……。
直ちに殴りこむものを……。

奮闘を期待する。

再見
ｂｕｃｈｉ　拝。

知的なハンディを持つ人のガイドヘルプを進める会『そろ☆そろ』の対行政要望を提出しに、今日は札幌市役所へ行くのだ。 さて、どんな対応をするのか、ミモノダネ。 近日中に折衝過程をＵＰします。 当市では、長期計画のなかで、制度化実現を６年も前にうたっています。 ですが、未だに「ニーズが見えない」などと言っているのですね。 「北海道人権ネットワーク　　Ｄｏ−ネット」を来月立ち上げるべく、粉骨砕身である。 「ＰＣネット」もいよいよ本格稼動である。 「在宅ケアシステム」のサーバー＆クライアント直通線システムは、実に面白い企画だ。 願わくばPCメーカー、通信事業者の参画を求めるところ｡ まぁ、そういっても今日のゼニ儲けしか考えない連中には、縁の無い話しだな。 悔しかったら、「我が社が全面支援します」って言ってみな。 産廃施設に山積みされた、型落ちＰＣの新品の山を見ましたか？ 商品生産とは、こんなことか。ってね。 この産業廃棄物として打ち捨てられた哀れな新品ＰＣの原価も含めて「店頭価格」で購入した皆さん。 現在所有するＰＣを末永く使いましょう。 ＰＣメーカーやソフト屋の宣伝文句の絵空事に踊らされずにね。 大事に大事に、共白髪まで使いましょう。 ちなみに、オイラはアノ名機「ＰＳ５５５１−Ｖ１Ｂ」を今日も使っています。 勿論、ＤＯＳベースでね。こいつは実に良い道具です。 ＨＰを作っているのはＰＣ−７５０ＪＦ７です。念のため。 両機とも、年季の入った見事な「型落ち」ですが……。 業務も通信も充分可能です。

新年とやらも一ヶ月過ぎてしまった。 さほどに目出度き事とて無い侭、夜明と日暮れは繰り返されるが、 いわゆる「規律正しい生活」とは縁遠い爆裂親父は、西へ東へ南へ北へと、 時間を超越してチョコマカ動いて忙しくしている。
特筆すべき出来事は、年頭に当たって 【禁酒】した。
どうだ！！　
と、言いたい。 現在もなお決意は持続しつつあり、故に、体調回復の兆し有り。 家族は全員「偉い」と歓び。 「悔い改めない」飲み仲間たちは、シラケている。 血圧が安定したら、論理的整合性が保たれ、矢鱈と爆裂することなく「謙虚・謙譲」の大人の美風が身に付くやも知れない。 来月早々の検査が、楽しみである。 今夜は、知的なハンディを持つ人のガイドヘルプを進める会『そろ☆そろ』の月１の定例会。 道内の「ガイヘル」ネットワークの構想を２月の「雪祭り」で実現する。 道内各地から、札幌の「雪祭り」を見物に来る当事者の個別のニーズに応えるシステムを作るんだ。 この作業から遠望するのは、旅行先で、その地の「ガイヘル」を依頼できるネットワークだ。 道内をネット化したら、全国を！　そして世界を！である。 明日は、対行政交渉である。 「福祉行政」の制度、処遇を巡る、種別による資格制限や地域格差の是正を求めるのだ。 制度を新長期計画の中で実現するためにガンバ。

スキャナーがいかれてしまった。 大量の表組み文書を読み込もうと設定をガンガンやっていたら、ソフトではなく、スキャナー本体がいかれちまった。 何故、私の仕事は、こうなのでしょう。 ドライバー握ってバラバラにしたら、今度は組み立てが容易じゃない。 プラの部品の爪は折れてしまうしね。 何せ、我が家の「力任せ大将」が手伝うものだから、バラバラのグチャグチャ……。 思えば、この子の「迷子札代わりのオリジナルＴシャツ」を創るために買いこんだスキャナーだつた。 住所も電話番号も誕生日も話せるように成ってくれた。勿論、気分の良いときだけね。 「迷子札」も必要なくなったから、お役御免って事か。 東京での「市民福祉オンブズマン」集会の報告も、ＵＰしなければならないので、何処かでＯＣＲしてこよう。 当地の「情報通信ネットワーク」は、着々と進行中。 我らが「全知全能」を尽くす仕掛けを、フルスロツトルで爆走中。 当地は「路面凍結」ボヤーツとしていると、滑走転倒。 何事も「石橋を叩いても渡らないこともある」を座右の銘に詳細検討、つまり、熟慮に熟慮を重ね、有言断行です。 一ヶ月後の「お披露目」を、乞うご期待。

今週末は東京へ行きます。 １１月１４日の副島弁護士が招請する「市民ふくしオンブズネット」の集会へ行くのです。 私たちが当地で準備している「市民ふくしネット」「人権ネット」の設立のために、 先進各地の活動に学ぶという、大変に謙虚な向学の旅でありますね。 あぁ、頬に紅をさしていた少年の頃のような……。 早速、旧友に電話を掛け捲り、宴席を用意させたりは致しておりません。 念のため。 「施設における人権擁護」の実践者、Y さんと同行するのですからね。 精々空港の待ち時間に飲むぐらいです。

酒ばかりくらっていると、お叱りのメールを頂戴した。 その通りである。 実は、久しく血圧が高すぎて「飲めなかった」のだが、昨今少々イケルように回復した。 それが嬉しい。 様々な薬を飲んで安定させ、挙げ句に「酒」であるから……。 家人を始め、色んな人が、私を叱る。アハハ。 イズレニシテモ、体に良いことは、生まれてこの方していない。 酒は、２０代後半になってから飲み始めた。 それまでは「酒毒」は人類発展の忌むべき敵だと思っていた。 嗤うべきストイックな生きかたをしてしまっていたのサ。 何故でしょう。 先日までは「医者」が「酒とタバコのどちらも止めること」 なんて脅かすから、一寸、「酒」を休憩してみた。 タバコは止められなかった。 空のパイプを咥えていても、イライラし過ぎて「爆裂三昧」。 これも体に良くないのだ。 ニコニコ笑って飲んでいれば、世間に迷惑もかけまい。 もう、この歳になると、暴れることはない。 グズグス言って寝るだけですから、かんべんしてください。

先週は、実に良く飲んだ。 この秋は、札幌の団体は関西の研究者を連続して講演依頼している。 先日は大阪府立大学の T 教授を呼んで札幌市小規模作業所連絡協議会の「職員研修」をやった。 仕掛けたのは、オイラだ。 今回は「N 研」の関西学院大学の O 教授が来札した。「一万人の会」の仕掛けだ。 講演は子守で失礼したが、友人に「飲み会」に誘われたのでノコノコでかけた。 O 教授とＨＰの話しや、ＮＨＫの番組の話しをしながら飲んだ。 彼のＨＰの「熟成の樽」が面白い。リアルタイムで、当代先進一流の研究者の「課題」が読める。 インターネットの効用は、こういうところに在る。 深夜まで二次会で騒いで、おまけに二次会の〆の演説をオイラがしちまったらしい。 教授にも、主催者側にも失礼なことをしちまったな。 例によって、「二の句が継げない迷調子」だったから、皆、呆れて「お開き」になったんだな、 きっと。 しかし、そんなことでは決してめげない「筋金入りの酔っ払い」たちは、 そのあと更に飲み歩き、深更、某家を急襲したのだった。 一次会に出席した当事者には、「まっすぐ帰れよ」などと、コキながらである。 何て、ヤツラだ、我ながら。 が、である。 そこで判明したのは、ネットワーク事業である。 サーバーである。 素面ででも、酔っ払ってでも、喚くものである。 在るところには在るのである。 次週の「飲み会」のテーマは、「情報ネットワーク事業」である。

湘南ふくしネツトの U さんが来札した。 厚生省の「なんとか研究班」とやらで伊達の K さんのところに来たので、 ついでに札幌に足を伸ばしてもらって、当地で「当事者の権利擁護」、 「ふくしオンブズ」「人権ネット」を考えてきた人々と懇談の席を設けた。 私たちは「北海道市民ふくしネット準備会」を組織して、 「ふくしサービス利用者の権利擁護」「オンブズマンの創出」 「人権センターの設立」を語り合い、「ネｯト設立」のタイムテーブルを作り、 今後の学習会を重ねることを確認した。 １１月１４日の副島弁護士の提唱する東京での全国集会には、 ＤＰＩの N 君と Y さんとオイラで出掛けることにした。 懇談が終わって、やはり、飲みに行く。 映画『まひるのほし』の上映運動について、 映画館主の N 君と打ち合わせをしてから飲む。 映画館に併設の N 君経営の「飲み屋」で、地ビールと地酒と地焼酎をチャンポンに飲み、盛り上がる。 ２次会は、「札幌グリーン・グラス　フェスティバル　’９８」で お世話になった黒岩静江さんの店へ行って、ジャズのライブでバーボンである。 夜更けに、元私大応援団統制部長の強面・現福祉職と分かれ、U さんをホテルに送って帰る。 ウレシパの　O 君が、「作業所へ寄って、もっと飲もう」と言うが、 何故か断り、彼をタクシーから蹴落として帰宅する。 今夜は偉い。

作業所メンバーの「顔写真入り名刺」を作ってやった。 女性メンバーから、手編みのマフラーをプレゼントされたからだ。 「文通しましょ」と、手紙まで貰っちまった。 こりゃ、流石のオイラも照れるぜ。 そしたら、我も我もとメンバー全員。 挙げ句に職員の分まで、名刺を作れと。 頭に来たから、マスターを作って写真だけ変えてとやったが、 カットのイラストも変えろとうるさいことを言う。 「自分で作れ」と、怒鳴って。 目的を達成した。 本来の意図のメンバーのＰＣ支援ね。 写真をアルバムから選んで、スキャナーで読む。 サムネイルからカットを選び貼りつける。 ＣＤをチェンジする。 イラストを探す。 名前の入力を自分でする。 プリントアウトのクリックをする。 「自分で出来た！！　 パソコンが出来た！！　 名刺が出来た」と、大喜びのメンバーたち。 実は一番歓んだのは、作業所代表・ M 君なる人物。 なんと、今生この世にたった一枚の「ネクタイ着用」の写真を貼りつけて、悦に入っている。 「これ、結婚式の時のね」だつてさ。 彼ももう直、一児の父となる。 大変なのはこれからだ。 「爆裂親父」が、フル回転で支援するからな。 ガンバだぞ。 凸凹コンビで、チョイト危なっかしいけどな。 オイラたち。 そう言えば「良き伴侶を得られて……」なんて、嫌味を言った「良い女」がいたな。 あれは、どちらかへの嫉妬だな。 きっと……。 皆で騒いでいたから、さっぱり作業がはかどらない。 セブンイレブンで販売するという「小分け」年賀状の袋詰めの作業だ。 先月はクリスマスツリーとミニ門松だった。 今年も、もう…… メンバー同志で名刺交換会をしてしまって、手持ちがすぐになくなってしまった。 「名前を知っている人同志は、交換しない。 名前も住所も知らない人とだけ交換するのが名刺なんだ」と、言ったが、駄目。 「そんな人と会うことなんかない」とさ。 当事者の「全道交流会」があるべやって、言っても「貰えなかったら損する」って。 そう言えば、道を歩きながら「名刺交換」を要求して通行人を困らせたメンバーがいたっけな。 全員分をＨＤに落としてやり、保存した。 その意味を説明すると、「また、印刷すれば良いんだ、パソコンは、偉いなあ」とさ。 機械を使えた人間が偉いんだと、皆を誉めるが、なかなかそうは思えないようだ。 「パソコンとポパイが偉い」と言う。 「ポパイ」とは、かくいうオイラのことだ。 パイプ吹かして大騒ぎしているかららしい……。 マ、イッカってところ。 文字を知ってはいるが、ナカナカ書けない。 そんな人にとってはＰＣは「無類の武器」だ。 漢字変換の手続きさえ理解すれば、ワープロは使えるのだからね｡ 来年こそは、当事者通信の定期発行とＨＰのＵＰを頑張るぞ。 この作業所のメンバーの T 君は当事者の会「札幌みんなの会」の副会長で、趣味は写真だ。 何度か我が家でＰＣ画像処理を教えてきている。 きっと、間もなく使いこなすようになる。 そしたら、「当事者の当事者による当事者の為のＨＰ」の開設だ。 断固ガンバして、サーバー拾ってきて、プロバイダーも開設するぞってね。 息切れ間近の「爆裂親父」に力をくれるメンバーたちだ。

某作業所のＰＣ経理を支援しているが、それの社保関係が合わずにいるのを、「豪腕で○合」。 先ずは目出度いと、酌み交わし。話題は「預り金と立替金」、 「権利擁護と制度改革」やら、「需要費と役務費」と。 あっちへ飛んだり、こっちへ来たり。 以前の経理チェックの日に、矢鱈とご馳走が並んだから 「作業所の癖に、こんなご馳走を並べ立てて贅沢なヤツだ」と、叱ったら、 「オマエのために用意したので、こんなご馳走は今日だけだ」と、「逆ぎれ」された。 「二度と皿や小鉢を並べ立てるな、味噌と野菜と少々の酒があれば、それでいい」と、喚いてやった。 しかし、この好漢と飲み交わすと酒は「少々」とはいかないのだ。 酔うほどにフラフラで、ついにはマイクロソフトと、ＮＥＣ、ＩＢＭと 富士通の悪口で盛り上がり、酔いつぶれてしまった。 これほど、「ＤＯＳ　Ｖ」支援しているのに、ＩＢＭは鼻も引っ掛けないだの、 来年は自作するのと、喚きちらし……。 気付いたら、もう朝で、着の身着のまま、床に寝ていた。 だらしなく鼻水啜って、クシャミしながら、８時に「メンバー」を迎えに出発する車に乗り帰宅した。 この作業所は「ドア･から・ドア」　への「完全送迎」だ。 労働も作業も困難である人であっても「地域で暮らす」実践だ。 「最重度」と診断される人々を「施設」から連れ出してまで、 「日中の日常活動の場」として過ごしてもらっている。 コミュニケーションに困難を持ち、時にパニくる青年も、少女も、ここの支援者を支えている。 彼らが「来てくれるから、この空間が存在するのだ」 そして「五勺の酒」に釣られて、イソイソ出かける、オイラの支援も成立する｡ 子供たちが登校の後帰宅、一家の主の冷たい視線を浴びながら 一くさり、如何にウレシパの O 君が「のん兵衛」かと講釈する。 反応は無い。 コミニュケーションできない。 友人宛てのメールに、こう書いた。 書くことで、自分自身を検証している。 あるいは、規定している。 誤りを犯していないか、困難を避けていないか、現実から逃げていないか。 再確認の意味で、ここに転記する。

　PC支援となんやかやで、あちこち出没していると、いろいろな話しを聞く。 　実に、人というものは摩訶不思議な生きものだ。 　良しにつけ悪しきにつけ、「出る釘は打たれる」とのことだ。 　私の立場は、何度でも言うとおり「出過ぎた杭は打ちにくい」これである。 　嗤うべき「特許」的ティリトリィー主張のサロン派や「金魚の糞」の眷属。 　そして「既得権益自衛隊」。 　私たちの人生は、板子一枚下に「幻想の地獄」を見ながら、現実の煉獄と闘うのだ。 　皆で並んで便利な乗り物に乗り、労せず行き着ける上屋上階とやらにユートピアなどは在りはしない。

　我が子は中学３年生である。 　進路を巡って、「高等養護学校見学」やら、「通所施設・作業所見学」やら、母親はこのところ矢鱈と忙しい。 　地域生活支援を考える会に参加している母親は、 札幌圏内の「しょうがい」をもつ子の親達からの「地域生活支援資源」を巡る アンケート調査活動の手配に飛び回ってもいる。 　一家の大黒柱の彼女は仕事を持っているのだが、実によくやる。 と、一寸、ベンチャラしておこう。 　「爆裂親父」は、好き勝手なところに出没しては「言いたい放題」の日々である。 　それでも、子どもの下校時間に合わせて飛んで帰宅する。 オヤツを一緒に食べて、ナンダカンダ言い合って……。 　そして、深夜にＰＣに向かう。 少しだけ「母親の仕事」を手伝って……。 　そんな暮らしが続いている。 　「それは、お前の天命だな」と、笑って言う友がいる。 　私も笑って「そうとも、贖罪というやつだな」と、言うのだ。 　このところ同世代の、いや、私よりも若い友人･知人が続いて亡くなっている。 　そんな報せを受ける度に「生かされて」あるのかもしれない。 などと、妙に謙虚な今夜だ。

　「入院」どころか「通院」をも嫌う当事者と、苦闘を続ける支援者がいる。 　職場を追われ、誇りを傷つけられ、苦悩する、その ストレスの解消の方法を発見できずにいる当事者の葛藤。 　現実の日々の暮らしの中で、無け無しの金をはたいての「生活支援」と「権利としての共生」を 防衛する支援がここにはある。 　「措置・行政処分」をチラつかせる官憲と対峙しつつ、 「生活保護」申請の手続きを一方で進行させながら、「器物損壊」「ガラス割り」の弁済に追われる……。 　私たちに出来ることを続けること。 そして、そのことが、やがて当事者の安定に繋がること。 これが我らの確信である。 　差別と偏見をただし、真に当事者主体の「ふくしサービス」を地域に根付いたものとするために。 　今夜も、黒々とと夜は深ける。

　「水戸パッケージ虐待事件」「白河育成園虐待事件」の被害者弁護団の副島弁護士から、 東京都東久留米市の特別養護老人ホーム「シャローム東久留米」の虐待事件を糾弾する 運動の資料をＨＰにＵＰしてくれと言ってきた。 　副島弁護士を中心とする「人権弁護団」は、東久留米市、東京都に対して 「監査・指導・改善」を請求している。 　「隔離収容所＝特養」の「無残な現実」を糾弾する戦いの開始だ。 　爆裂親父は、夜に日を継いで鋭意入力作業中。 　近日、爆裂公開。 　全国の心有る人よ。注視せよ。

　先に触れた道内の施設での「虐待事件」のその後の「問題」が聞こえてきた。
　重大な問題なので、現在協議中。

　札幌市小規模作業所連絡協議会の職員研修の分科会で「人権−当事者からの提言」を設定した。 私は司会をする。 　助言者に、当麻町の「かたるべの森」の Y さんを呼んだ。 　横井さんは「当事者の人権擁護」「施設職員の倫理」の第一人者で、実践家だ。 　そんな設定で早くも「司会者」が喋り倒すのではないか との、危惧が一部には有るそうだ。 　私が喋り出すと止まらないので、早く終わる会議も終わらない。 会議の流れの「飲み会」でも喋りつづけるので辟易だとか……。 　そんなこと言いながらも、呼んでくれる内が花だよな。 　今回などは、会場発言でわめきチラシ圧倒するのを「阻止」するために 「司会者席」に幽閉するとの観測もある。 　いずれにしても、勝手なことは言うなということだろうな。 　アハハハハ。 そうは、行くか。 勿論喋り倒す決意である。 　「何も考えてこないで、その場で思いつきで喋るからついつい激情的な発言になる」と 反省し、レジュメを書いてみた。 　何と、スローガンだらけの詳細口述だらけである。 トホホホホ。 　北海道社会福祉協議会のボラフェスでは、「イベントからのひとおこし、街おこし、そして 福祉おこしへ」とセミナーをやる。 　私は「札幌グリーン・グラス　フェスティバル　’９８」の報告の任務だが、レジュメは 「人権擁護」と「自立支援」だらけになっちゃった。 　どうにもならないなと、実行委員長の W 君に相談したら「問題無いよ」と。 彼も強気だ。 その調子。 　１７日は、 W 君と D さんとの３人で旭川へ行く。 あちらで旭川の当事者と合同で来年度企画の準備をする。 　ついでといってはなんだが、 Y さんとメインの「人権センター」運営の相談をしてくる。 忙しいね。 　「雪の降る前に……」これが北国の人々の口癖だ。 　雪は、それはロマンチックでメルヘンだが、圧倒的な暴力で「交通権」を奪うからね｡ 　集会や行動は、「雪の降る前に……」という訳です。　

　支援している作業所のメンバーが、無人交番のガラスを割った容疑で逮捕された。 　官憲が言うには、現行犯逮捕だという。 ２件連続してガラス割りが起きているので「張り込み」かけていたのだという。 　まつたく、汚いヤツラだ。 それならそれで、「現行」に至る前に注意して止めさせんかい。 　「オッ、やるぞ、やるぞ」と、暗闇で様子伺いをしていて、 「ホラ、やった。ハイ、現行犯」って、まったく、相変わらずの点数主義だ。 　事件は当人も認めていると言う。 「他の２件も……」なんぞと、「別件眺め」で「拘留１０日付ける」って 刑事が言っているというから、「何言ってやガンだい」と、所轄署まで出張ってやった。 　「私たちは、何であっても徹底的に当事者を支援するのが仕事だ。 別件やったり、理不尽な処遇をしていたら、やりたくはないが 面倒な争い事もせにゃならない」とタンカきってやった。 「拘留理由開示」をするということだ。 　「イヤ、人権をね。あれするようなことは、ないですから、心配はありません。 しかし、調べなければならないことがね……」と。 　何にしても、金曜まで待って、弁護士依頼の根回しをと思っていたら、 地検から電話があって「ガラス代弁償したら、釈放」と言ってきた。 ホッとするやら、腹が立つやら。 　「大変だ、物入りだ」と、さつきまですっかり ビビッていた職員の気が抜けた顔と、「戦闘開始」をはぐらかされた私……。 　どんな顔して「釈放」されてくるのかねぇ、彼は……。

　「隔離収容施設解体」を喚いて回ったら、その「法人」の 『社会福祉施設指導台帳』なるものを入手した。 　これは、その法人の設置の要件から、本部会計貸借・収支計算書、 施設会計貸借・収支計算書など会計経理の内容、入所者処遇、職員処遇などなど、 年次報告として監督行政に届け出たモノである。 　何故かところどころに「スミ」が塗ってあり消されている。 　「プライバシー保護」といつたところらしいが、嗤えるのが、 （法人役員及び施設長と親族等特殊関係にある職員の状況）が「真っ黒」だったり、なんと 役員の年齢が「真っ黒」だったりすることだ。 　ＱＯＬが語られ久しいが、 「余暇活動なし」として平然としている「大施設コンツェルン」もある。 会計は全て「＊＊＊」に記載済みで済ましている「大福祉コンツェルン」だ。 　「隔離収容所」の経営者共、 身に覚えの有る奴いるだろう！！！ 　待っていなさい。 　只今、鋭意分析作業中。 　近日中にＨＰにＵＰしてあげます。 名誉毀損で訴えなさいな。 望むところだ受けて立つ！！

　東京の何とか言う 特別養護老人ホームでの「人権侵害」「虐待事件」が、明らかになった。 毎度の事ながら、事が起きるたびに聞かされる言葉に腹が立つ。 　知的入所施設といい、特養といい、「隔離収容施設」の存在 そのものが問題なのだ。 管理＝権力の行使、権力は必ず腐敗する。 　外部の目からは秘匿された「場」で、「権力」を振るうものの暴虐の自己増進は、 既に人類の歴史に明らかなのだ。 　人間とは脆く切なく、抑制の効かない存在なのだ。 　「隔離収容施設」での生活は、当事者にしても職員にしても、お互いに不幸なのだ。 　閉鎖環境は、人を窒息させる。 こうした環境にあっては、ストレスは増大し、フラストレーションは 爆発することになっているのだ。 人とは、そのように出来ているのだ。 　先日の大雨土砂崩れの犠牲者もまた、山間僻地の 「隔離収容施設」に閉じ込められたがゆえの犠牲者ではないか。 　そして、その村はまた、あの忘れることの出来ない『白川育成園大虐待事件』の現場だ。 これが、「棄民」でなくてなんだ。 　山間僻地であろうが、大都会のど真ん中であろうが、 「隔離収容施設」の存在そのものが問題なのだ。 　「入所施設・生活施設」という 「隔離収容施設」はすべて解体せよ！！

　先週、北海道内で知的 「しょうがい」を持つ人の【隔離施設】で、またもや虐待が暴露された。 ２２、３歳のガキの職員「先生」が、３０歳半ばの 女性施設利用者に殴る蹴るの暴行を働いたという。 　専門職だか、デモシカ野郎だか知らないが、こういう奴を許すわけには行かない。 また、こうした「場」をも許せない。 　被害者になることすら難しい人達に対して、 指導・教育に名を借りて管理「矯正」を強要し、その「流れ」とやらに 「乗れない」認知・認識・表現に問題を抱える人に対して、ついにはリンチだ。 「指導熱心のあまりに……」なんぞと、毎度繰り返される　 自己権益弁護の「同じ穴のムジナ」共。 　百歩譲って、その加害者が、よしんば、「指導熱心」であったとしても、 その「指導」とやらが「流れ」にならなかったことを、どう見るというのだ。 おのれらの「指導技術」の低劣をこそ、当事者に詫びねばなるまい。 　あろうことか、暴力で圧倒して屈服せしめるごとき、 シャバのチンピラと同じではないか。 いや、チンピラでさえ、昨今はよほどのことがないと暴れはすまい。 「暴れるぞ」と脅して、言うことを聴かせるのが　 暴力至上主義者の「教育技術」なのだからな。 　人権とはなにか、「ふくし」とは何か、入所施設という「隔離収容施設」とは何か、 施設体系の見なおしなぞと言う輩もあるが、己の良心に聴け。

　何時の間にか秋である。 　初夏の「札幌グリーン・グラス　フェスティバル　’９８」の 疾風怒濤の取り組みで、ＰＣはフル回転していたのだが、 ＨＰまでは手が回らなかった。 　そんな訳で、昨夜から連続の「完徹」で、２ＭＢも作ってＵＰした。 　久々にＨＰを更新するというので、ＨＰ作成ソフトを買い込んできて張り切ってみたが、使えない。 　ＵＰすると「文字化け」してしまうのだ。何故だ！！ 　その「文字化け」は、全て化ける訳ではなく,所々人を食ったように「化けて出る」のだ。 　腹が立つ。マニュアルがまた、例の調子で……読解出来る代物ではないときている。 　設定をバリバリ変えて、試してみたが、ネスケもＩＥも「文字化け」で、レイアウトも間が抜ける。 　ガンガンやっていたら、クラッシュしてしまった。まったく、トホホだぜ。 　仕方がないので、従来通りネスケのオマケで作っている。 　そのうち「なんとかなるだろう」。 　継続こそが力なり。 　この春の助成で、知り合いの作業所にＰＣを導入するよう働きかけをして回った。 　『事務手続きや経理処理をＰＣ化して、 雑務からの解放・メンハ゛ーとの関わりの時間確保を』と言う、 私の最近のやり口としてはとても良い話しな訳だったが……。 　効果は絶大。なんと３台も導入された。 機種の統一、ソフトの統一も言っておいたのだが、イマイチの結果だった。 　「ＰＣ一式」の助成申請を工作したのだが、プリンターを貰いそこねたり、 置き場に困るスキャナーを貰っちまったりで、 まるで「ＯＤＡ」の現状を見るようだった。 　申請用紙をチェックするのだったと、反省しきり。 　それで、 　事あるたびに「爆裂ＰＣヘルパー」の私が呼び出されてしまう。 　なんと、深夜に車で迎えに来る「優れた熱心な人物」もある。 　超・初心者が３人も居るのだからね。 参ってしまうよ。 　実は、私も当初はそんなものだつた。 現在に至るも、マニュアルは読めない。 「ヘルプ」にはカッとくる。 サポートに電話をすれば、必ず喧嘩になり、怒りに震えて、３日は「気分が悪い」。 　そんな親父が、当事者の「ＰＣヘルパー」を宣言したんだが、 職員のヘルパーになっちまった。

　「札幌グリーン・グラス　フェスティバル　’９８」は、無事終了。
　持って行き方が、はなはだ乱暴だとの「批判」もあったが、多くの人材が関わってくれた。
　特に、これまで「運動」や「活動」との関わりを持っていなかった、 若い当事者や支援者・市民が、驚くべき積極性を発揮しガムシャラな私の「爆裂」を後押ししてくれた。
　流れが出来て、来年度の企画もたった。