諫早湾のむつ五郎が危ない sio
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障害は使わず障碍を使うらしいのですが、
handi caped とか challenged、the handicapped、「しょうがい」というのも有ったりして、
この世界もよく解からないのですが、
sinさんは拘りますか？
実態に変りが無いのに言葉遊びで良いのかなあ？
と
思いませんか？
違和感は、有りませんが、まあ、それぞれの立場で、
問題にすれば良いのかもしれませんが？ 個性について考えてみたいのですが、 一匹狼は、独力で捕食する能力があり単独行動が可能で、 束縛の無い自由を楽しんでいるのでしょう。 群れで行動した方が、共同戦線で餌を獲り易かったり、 業務分担ができるなどのメリットはあるでしょうが、 仲間の掟に固く縛られてしまいます。 個性の強いのが一匹狼に成るのでしょうねえ。 と言うか。成らざるをえないのか？ 多様な個性があるから興味が涌くのであって、 回りの人が皆、自分とそっくりだったら、 気持ち悪いと思います。 多様な個性がそれぞれの主張を持って存在していることに 意義があると思います。 理解できない人とは、当然、衝突することもあるでしょうし、 喧嘩もするし、行き着くところまで行ってしまえば、 戦争にだってなるでしょう。 勿論、互いの個性を尊重し合って、折り合いを付けていく ことにはなるのでしょうが、絶対妥協出来ない人がいても 当然だと思います。 いじめる人がいて、いじめられる人がいるのも、 個性の違いの結果と言えるのではないかと思います。 いじめが、良いか悪いかということとは別の次元で考えてみれば、 いじめる個性があって、いじめられる個性がある。 それが、自然の姿であって、いじめる個性も、いじめられる個性も 人間にとって必要な個性なのだと思います。 良いか悪いかということは、種の保存にはかかわりのないことであって、 極端なことを言えば、殺人者の遺伝子ＤＮＡも、ノーベル賞学者の 遺伝子ＤＮＡも、自閉症者の遺伝子ＤＮＡも、自然の摂理として、 同じ重みを持って、必要なのだと思います。 諫早湾のむつ五郎が危ない！ 人間と「むつごろお」とどっちが大切と思いますか？ そんな問題じゃないのかも知れませんが、 命の重みに違いが有るとでも言うのでしょうか？ それは人間の傲慢と言うものではないでしょうか？ |
RE:人とむつ五郎とどっちが大切？ Mon, 23 Jun 1997 sin
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私はこだわらないで「障害」を使います。たしかに文字を考えてしまうと、
別の字にしたい気持ちもわかりますので、それも言葉を使う人の自由でいい
と思います。米語では challanged と呼ぶのがかなり一般的みたいです。挑
戦されている人々、ですね。NPOのプロップステーションがその言葉を好ん
でいて日本も普及させようとしています。 諫早湾のことは不勉強のためよくわかりませんが、自然環境の破壊は人間に とっても害をおよぼすものでしょう。「ムツゴロウより人間の方がだいじ だ」とだれか政治家が言ってましたが、本当に人間のためになるのかという ことを議論していくのが政治の役目であると思います。人間のために良けれ ば他の生き物を犠牲にしてもいいかというのは別の議論です。 人の人格は生得的なものと生きていく環境との相互作用によって作られます ので、殺人者になるようにもともと定められた遺伝子なんて信じません。い え、だれもが殺人者になりえる遺伝的素質があるのだけれど、多くの人は運 が良くてそうならずにすんでいるのだと私は思っています。 異常な事件が起こると、一部の人々は、人権などがあまりにも認められすぎ ていて異常者が野放しになっているからこういうことが起こる、と言い出し ます。精神鑑定なんかしないで死刑にするべきだとか、人権や個人の自由よ りも社会の秩序を優先するように憲法を改正するべきだとまで言う人がいま す（右派の言論人たち）。このような乱暴な考えの人々と、私は闘ってゆき たいと思います。 |
だれもが殺人者になりえる遺伝的素質がある sio
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sinさんのＨＰからリンクしているプロップステーションの
challenged という表現は日本で普及するでしょうか。
お役所でさえ年寄りに分かりづらいカタカナ言葉を
日本語化しようとしているというのに・・ 自然環境の破壊は人間にとっても害をおよぼすもの、 ということを主張して、精神薄弱者更正入所施設に対し、 地元住民の建設反対運動が起こっていることが ［横浜・自閉症情報］で紹介されています。 論点は「環境保護」か「障害者福祉」か？ ということですが、「環境保護」と「障害者福祉」の 両方が大切なのは当たり前で、どちらが大切かは 自閉症児の親という立場であれば、障害者福祉 ということになると思います。 ここでの問題は、地域エゴを正当化しようとしている 虚偽の人たちのことなのでしょうね。 だれもが殺人者になりえる遺伝的素質があるのだけれど、 多くの人は運が良くてそうならずにすんでいる、 というのは確かだと私も思います。 ［横浜・自閉症情報］で自閉症の息子を自らの手で絞殺してしまった母親のことが 紹介されています。 障害を持った子の親は、子供の将来を考えた時に多かれ少なかれ 「共に死ぬ」という選択肢が頭の片隅に浮かんだ ことが有るのではないか、とも書かれています。 これは全くその通りで、私もたまたま運が良くて その選択をしなかっただけなのかもしれません。 「人権や個人の自由」と「社会の秩序」 どちらを優先するべきか。 これまた、両方が大切なのは当たり前で、どちらが大切かは それぞれの立場で異なるのでは、と思います。 + 淳君事件の容疑者が中学生だったということで各報道が過熱気味ですが、 殺された淳君について気になることがあり色々な記事を改めて読んでみました。 ・淳君は知的障害があるが、自分の名前は言えた。 ・障害児学級の「なかよし学級」に在籍し、 工作と音楽などは普通学級で授業を受けていた。 ・いつもにこにこしていて、天真らんまんで天使のような子だった。 ・淳君のピースサインは手のひらを自分に向けたものであった。 （自閉症等の精神遅滞のある子供特有の鏡像になった模倣） ・小学６年生なのに「機関車トーマス」の絵本が好きだった。 ・理髪店のドアから散髪する様子をじっと見つめ、店主が「入っておいで」 とドアを開けても、いつも外から眺めるだけであった。 ・車が好きで、知人の乗る車については車種をすべて記憶するほどだった。 ・いつも一人で遊ぶか、おじいちゃんと遊んでいた。 各報道では淳君が知的障害者、ＬＤ（学習障害）児だったことに あまり触れていないようですが、マスコミの報道による 被害者の個人情報の提供で、ハンディキャップを持つ人々と家族への 差別を助長することを恐れたからだといいます。 親戚に知的障害者がいることを理由に、結婚を断られたり、 反対されたり、というような差別が現実にあるということです。 差別されないように障害の事実を隠すというのは悲しく惨めなことです。 |
RE:知的障害者への差別 Wed, 16 Jul 1997 sin
| 今 全面的に新しいホームページを作成中で、その中に淳君事件などいくつか の殺人事件について思うことを書いたページもあります。 差別にびくついて自分を隠しているのはいやだ。もしかしたらだれかを傷つ けてしまうかもしれない。でもそれをむやみに恐れていてはだめだ。などと、 今回私のホームページでいろいろ書く上で葛藤がありました。文章の多い、 文字の多いホームページになります。 やっと「予告編」とか「暫定公開」とかではないものになりました。 犯罪者論といい、別のページの左右対立論（右も左も分からない）といい、 いろいろと反論のあることを覚悟しております。 |
過激な発言があるのかなあと思っていたのですが sio
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ホームページ新装オープン！
おめでとうございます。
過激な発言があるのかなあと思っていたのですが、
それほどでなく安心しました。
いろいろ書く上での葛藤の結果とのこと、
素晴らしい内容と思います。
ベジタリアン・・私は今でこそ何でも食べますが、
子どもの頃は肉が食べられませんでした。
鶏の首を切って解体するところを見ると、
血が気持ち悪くて肉がまだ生きているように見えて
とても口に入れられませんでした。
今の子どもはパックの切り身しか知らず、
生きて動いていた家畜が屠殺されたという
認識が無いのでしょう。 右と左って何だろう・・私は右寄りの中間派宙ぶらりん派？ 「殺すな」の思想を・・生物的生存に必要のない殺しが悪である、 とすれば、死刑も悪です。 更生がありえないような極悪非道の人間でも 「殺すな」という思想は正しいのでしょう。 罪を反省しているか、更生したか、逆恨みの恐れがあるか、・・ こういう人間の内面に関わることは 心理学者でも判断は難しいでしょうし、 嘘発見器で調べれば人権問題にもなるでしょうし、 言うは易く行うは難し、ではないでしょうか。 「酒鬼薔薇聖斗」の事件 生まれながらの素質だけでは凶悪犯罪者にはならない。 逆に社会環境のせいだけでそうなるものでもない。 とても不運な条件の組み合わせが成立してしまったのだろう。 ・・本当にそのとおりだと思います。 |
すっかり穏健派の路線です Wed, 23 Jul 1997 sin
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はい、すっかり穏健派の路線です(^_^;) ところで、今週末に日本自閉症協会の全国大会で岩手まで行ってきます。私 のHPを見てくれた協会の人から誘われてほいほい行くわけだけど、全国から 700名もの人々（自閉症児・者とその親、ボランティアたち）が集まるそう です。たくさん人が集まるところというのは、不安。でも何ごとも勉強であ ると思って見てくることにします。 |
楽譜を読めないのですが sio
| ルチアーノ・パバロッティという有名な歌手が 楽譜を読めないというニュースが流され、 その後、本人によって否定されました。 私は全然楽譜を読めないのですが、昔 小学生の頃、音楽の時間にクラスを二つに分けて 楽譜読み競争をやったことがありました。 皆は音楽の得意な人のところにパっと集まり、 後に残されたのは私と弟（複式学級のため）の他は 出来のよくない子２人だけでした。 楽譜を読めなかった罰として便所掃除をさせられ、 悔しく惨めな思いをしたものでした。 音楽は大の不得意で、 皆の前で１人ずつ歌わされるのが大嫌いでした。 大人になってからはアルコールの力で カラオケじゃんじゃんですが・・ sinさんはお酒の方は強いのでしょうか？ |
RE:楽譜を読めますか Tue, 29 Jul 1997 sin
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私もぜんぜん読めない。＃とか♭とか楽譜についてるとどうなるのとか
さっぱり分からない。小学生のときは音楽の時間みんなについていけなくてそれ
いらい音楽にコンプレックスがある。
それにしても > 楽譜を読めなかった罰として便所掃除をさせられ、 というのは、めちゃくちゃですね。 酒はあまりつよくはないです。酔ってあばれることあり（ちょーはつに乗り やすくなる）。歌うのはわりと好き。 |